ペーパークラフト 魂魄妖夢 組み立て説明書

このペーパークラフトは、上海アリス幻樂団の東方Projectからの二次創作物です。

上海アリス幻樂団

はじめに

ペパクラデザイナー

 ”妖夢(カラー+画用紙).pdo””妖夢(カラーのみ).pdo”がペパクラデザイナー形式の展開図です。
ペパクラデザイナーをお持ちでない方は、公式サイトより”ペパクラビューワー”をダウンロードし、インストールしてください。
ペパクラデザイナー公式サイト

用紙

 ”妖夢(カラー+画用紙).pdo”では、フォトマット紙、色画用紙を使用します。今回使用した紙は次のとおりです。  
ページ 指定 使用した紙
P1,2 フォトマット紙 EPSON フォトマット紙
(厚さ0.23mm)
P3 色画用紙(明るいグレー) 色画用紙 ニューカラー ぎんねず
P3 色画用紙(緑) 色画用紙 ニューカラー あさぎいろ
P3 色画用紙(白) 色画用紙 ニューカラー ゆき
P3 色画用紙(黒) 色画用紙 ニューカラー くろ
 展開図はA4で作成していますが、色画用紙指定のP3~6は横幅をB5サイズに入るように収めています。 B5サイズまたは四ツ切を1/4にカットした色紙をご利用ください。
”妖夢(カラーのみ).pdo”は、全ページカラー印刷を行いますので、フォトマット紙推奨です。 3ページ目の裏面用に”妖夢(カラーのみ)p3裏面.pdf”を用意しましたので、Adobe Readerで印刷してください。 このとき、”ページの拡大/縮小”は”なし”にしてください。
 今回の説明は、”妖夢(カラー+画用紙).pdo”を使います。

妖夢(カラー+画用紙).pdo


妖夢(カラーのみ).pdo

黒画用紙

 黒画用紙には印刷できませんので、まずコピー紙などに印刷して、それを黒画用紙の上に置いて四辺をセロテープで仮止めし、 上から鉄筆などで折目をつけ、その後コピー紙ごと切り取ってください。

テクスチャ

 ペパクラビューワーの[設定]→[テクスチャの設定...]で、テクスチャを変更する事が出来ます。 ”妖夢_tx(カラーのみ).png”を指定すると、色のついた状態で表示されます。組み立ての確認時にご利用ください。
 ”妖夢_tx(カラー+画用紙).png”を指定すると、元の印刷用の状態に戻ります。

線の濃さ

 [ファイル]→[印刷の設定...]で、線の太さなどを変更する事が出来ます。 線の太さを1、ビットマップ印刷を選択して濃度を下げると、切取線、折線などが薄く印刷されます。
 ただし、緑色の画用紙など、色の濃い画用紙では、あまり薄いと線が見えなくなってしまいます。 2ページ目の黒い部品も白い折線がつぶれてしまいますので注意してください。  これらのページでは、太さ1、ビットマップ印刷、最も濃い設定で印刷してください。

のりしろ

 [表示]→[はみ出し塗り]で、部品の周りにも色がつきます。 組み立てるのに便利なのですが、黒い部品では切り取り線もつぶれやすいためかなり見にくくなるようです。 そこで、[設定]→[各種設定...]→[一般設定タブ]の[はみ出し塗り処理を「のりしろを隣接面の色で塗る」に変更]にチェックを入れてください。 切取線の外には色がつきませんので、見やすくなると思います。

頭部

 顔1を組み立てます。
 折り線を省略していますが、実際は右のように 折り線が入っています。特に赤線で示した部分はよく折り目を入れるようにしてください。
 耳は線のとおりに切って、起こすようにしてください。
 顔2と顔3を組み立てます。
 2ののりしろは外側に出して接着してください。
 顔1と顔2、3を貼り合わせます。
 赤線で示した側面を先に接着して位置を決め、後で青線の部分を接着してください。 先に青線部分ののりしろを起こしておくと、作業がやりやすいです。

※一部のりしろを変更しています。
 顔1、2、3に顔5、顔6を貼り合わせます。
 顔5は、首の角度を確認しながら顔2の面とも接着してください。
 顔6の上下ののりしろは、どことも接着しません。補強のために折り曲げて使用してください。

 紙2を組み立てて、頭に貼り付けます。
 前後共に赤線を目安に、青く塗った部分でのりづけしてください。 後ろは接する面があまりないのですが、頭5の左右の端の部分と接着してください。
 髪3(画用紙 明るいグレー)を組み立てて、頭に貼り付けます。
 青く塗った部分で接着してください。
 髪飾り1(画用紙 黒)を貼り付けます。
 赤丸の部分を目安に貼り付けてください。
 髪1(画用紙 明るいグレー)を組み立てて、貼り付けます。
 まず青丸の裏ののりしろを使って、右図の位置に中心を合わせるようにして貼り付けてください。
 次に赤丸の部分を合わせるようにして、青く塗った部分で紙3に貼り付けてください。
 髪飾り2(画用紙 明るいグレー)を組み立てます。
 まず、折線は示してないのですが、写真のように左右の部分に交互に折り目を数回入れてください。
 次に中心部分を巻きつけるようにのりづけけしてください。
 出来上がったものを大体写真の位置、髪飾り1の上に貼り付けてください。

脚・腰

※左右2つ作ります。
 脚3を組み立て、脚4とまず側面をつなげます。
 次に足の裏、足の甲の順に閉じ、最後に足首の前部分を閉じてください。
 靴1(L)、靴2(R)(画用紙 黒)をそれぞれ組み立てます。
 上面の切れ込み部分、側面、底面の順に接着し、写真左の様な状態にします。
 先ほど組み立てた脚3、4を差込み、最後に上面を閉じてください。
 脚5を輪状に組み立て、写真のように接着してください。

脚・腰

 左右の足2を組み立てます。
 まず左右の脚1をつなげてからそれぞれを組み立てます(写真左)。
 次に、先ほど組み立てた脚2を脚1につなげてください(写真右)。
 出来上がった脚に腰2を貼り付けます。
 先に脚とつなげてから、組み立ててください。
 腰1を貼り付けます。
 まず前面を貼り付けて、最後に上面を閉じてください。

ドロワーズ

 まずドロワーズ3、4(画用紙 白)をつなぎ合わせてから、裾の部分を組み立てます。
 次に足に巻きつけるようにして、閉じます。
※一部のりしろを変更しています。
 ドロワーズ2(背面)を貼り付け、最後にドロワーズ1(前面)を貼り付けます。

胴体

※左右2つ作ります。
 腕3を組み立てます。
 折り目をつけてのりしろを親指を貼り合わせます。人差し指~小指はまだ貼り合わせません。
 腕1、腕2を組み立てて、腕3と腕2、腕2と腕1の順につなげます。
 腕2ののりしろに印がついている面が腕3の親指がある面と同じになるようにつなげてください。

胸部

 胸部1、胸部2を組み立てます。
 写真のような状態まで組み立ててください。
 左右の腕をつなげます。
 先に脇の部分を固定して、肩の部分を巻きつけるようにして胸部と一緒に固定してください。
 首2を組み立てて、胸部に貼り付けます。
 赤線の折り目を合わせるようにして、中央に貼り付けてください。
 胸部3を貼り付けて、背中を閉じます。先程の首2とものりづけしてください。
 のりが乾いたら、腰に差し込んで底の形を整えてください。まだのりづけしないでください。
 腕4(左右)を組み立てて、取り付けます。
 写真左のように輪をつなげる手前まで組み立てて、腕に通して肩の面と合わせるようにのりづけして、 最後に輪を閉じてください。
 胸部4を貼り付けます。
 貼り付ける前に左図の赤線の部分にも軽く折目をつけ、 中央を若干浮かせるようにして首2の内側に貼り付けてください。
 首1を組み立てます。
 丸みをつけて円柱にするのですが、底面付近だけは四角くのりづけしてください。
 首1を頭部に差し込みます。のりづけはしません。
 若干きついのですが、ある程度左右に首を振れる事を確認してください。矢印の向きが前です。
 首1を胴体にのりづけします。
 頭部を差し込んだままで矢印を前に合わせて、首の角度を確認しながら固定してください。

ベスト

 ベスト1(画用紙 緑)を組み立てます。
 両肩の部分はつなげないでください。側面は丸みをつけておいてください。
 ベスト1を胴体に着せます。
 両肩の部分は襟の下を通すようにしてのりづけしてください。前も軽くとめてください。

スカート

 スカート3(画用紙 白)を組み立てます。
 写真のように交互に折り目をつけてください。
 スカート1、2(画用紙 緑)を組み立て、内側にスカート3を貼り付けます。
 スカート3の下の折り目を崩さないように、上のほうにのりをつけて固定してください。 また、のりが乾く前に体に合わせて楕円形になるように形を整えてください。

模様

※各部品とも数を余分に用意しています。
 服の模様1、2(画用紙 白)をベストに貼り付けます。
 写真の位置に貼り付けてください。
 服の模様3(画用紙 白)をスカート貼り付けます。
 6枚使用します。左右の位置を先に決めると、残りの位置が決めやすいです。

リボン

 胸(リボン)(画用紙 黒)を組み立てます。
 まず左右を折り曲げて、中央で固定します。
 写真のように真ん中下の部分をまきつけるように固定します。
 胴体の写真の位置に貼り付けてください。

楼観剣・白楼剣

楼観剣・白楼剣 共通部分

※写真は白楼剣です。
 楼観剣、白楼剣1~4を組み立てます。
 2の鍔(つば)は、2枚を貼り合わせてください。
 3の刀身は、折目だけをつけてください。
 柄(1)に、鍔(2)を取り付けます。
 鍔(2)の内側にのりをつけて、柄(1)に通してください。
 刀身(3)を取り付けます。
 柄(1)を挟むようにしてのりづけしてください。

楼観剣

 楼観剣5を組み立てて、その半分に楼観剣10、11(画用紙 白)で挟みます。
 その際、のりづけがしやすいように楼観剣5ののりづけ部分をを適当な形につぶしてください。
 のりが乾いたら、楼観剣の柄に差し込みます。のりづけはしないでください。
 差し込みやすいように楼観剣5の差し込む部分の四辺を凹ませるようにしてください。
 楼観剣6(画用紙 緑)を半分に折って、のりづけします。このとき、写真左のように 花を取り付けるためののりしろを作っておいてください。
 終わったら、楼観剣7(画用紙 白)を取り付けます。
 出来上がった花を、楼観剣の鞘の先に貼り付けます。その上から、楼観剣9(画用紙 白)を巻いてください。
 楼観剣8(画用紙 白)を適当な場所に貼り付けてください。

人間側 仕上げ

※仮組みして、全体のバランスを確認してからのりづけしてください。
 両手の人差し指~小指を貼り合わせます。
 写真のように折線あたりで折り曲げて、そのままの状態で乾かしてください。 刀を持ちますので、刀の柄の形を参考にしてください。(きつめに作ったほうが保持しやすいです。)
 足首部分を固定します。
 足を平らなところに置いて、足の裏が浮かないような状態で固定してください。 また、腰の上の面は大体水平になるようにしてください。
 スカートを腰に固定します。
 スカートの一番上のパーツの部分は、上半身が入りますので、その下あたり(赤点部分)で前後2箇所ぐらいで、軽くのりづけしてください。
 上半身と下半身を合わせます。
 上半身の接合部分の裏側にのりをつけて、下半身と固定してください。
 楼観剣・白楼剣の鞘を貼り付けます。
 それぞれ、写真のような感じで、赤く塗ったあたりにのりづけして固定してください。

幽霊

スタンド

 幽霊3、4をそれぞれ組み立てます。
 幽霊4は作業がしやすいように、底面を折線で折って開けておいてください。
 幽霊3を幽霊4に差し込みます。
 差し込んだ後で、幽霊3の底ののりしろを外に開くようにしてください。幽霊3が垂直に立つように固定してください。
 のりが乾いたら、幽霊4の底面を閉じてください。

幽霊本体

 幽霊2を組み立て、幽霊1に取り付けます。
 幽霊2の側面ののりしろは、外に出して貼り付けてください。
 幽霊1に固定するとき、矢印の方向を前にして固定してください。
 幽霊1の巻くようにして順番にのりづけしていきます。
 上の面まで終わったら、幽霊2の上部が当たる面と貼り合わせてください。
 頭、尻尾を貼り合わせます。
 尻尾は幽霊の体に合わせてやや弧を描くような状態で固定してください。
 のりが乾いたら、スタンドに差し込んでください(のりづけは不要です)。

完成!

以上で完成です。お疲れ様でした!









※楼観剣を手に持たせる場合は、柄の後ろの飾りを一旦抜いて手に持たせて、
 飾りを元に戻してください。
元ネタ: 東方Project  (上海アリス幻樂団
ペーパークラフト: tfrog  (blog)